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Stamskin

ジュネーブ空港に Stamskin Top と Stamskin Zen を使った AERO ベンチが登場!

Stamskin
Stamskin
Top
クッション
Switzerland
Geneva
They work on this project
Architecture: Rogers Stirk Harbour + Partners — London, UK
Manufacturing & installation: Sellex — Irun, Spain
2021 年 12 月 14 日、発表から 10 年を経て、ジュネーブ国際空港の「東ウィング」がオープンしました。長距離路線の出発・到着に使用される、エレガントかつ機能的な新施設で、これにより、ジュネーブ空港の運用柔軟性は大きく向上します。
以前の 1970 年代半ばに建てられた施設は、今の時代には収容力不足で、使われなくなった技術基準や環境基準に準拠したものでした。この度、新規オープンした施設がこれに取って代わるものとなります。 

エンジニアリングの偉業

東ウィングの設計と建設においては、幾つかの大きな技術的課題が提起されました。

これを良く示す一例として、建物の外側架構があります。重量にして 7,300 トン近くあり、これを駐機場と既存空港施設の間にある長細く、非常に限られたスペースに設置する設計が求められました。

ジュネーブ空港のインフラストラクチャ担当ディレクターである Philippe Moraga が、『この象徴的な建物の完成は、エネルギー性能の観点では我々の最初のモデル ストラクチャーであり、大きなターニングポイントです。』と述べる通り、長さ 520 メートルの建物は、エネルギー効率が高く、サステナブルな設計がされており、照明、暖房、換気に使用されるエネルギーも再生可能エネルギー 100% となっています。

 

Seat

Stamskin Top & Stamskin Zen

Stamskin Top & Stamskin Zen

Stamskin Top & Stamskin Zen

インテリア家具も細やかな配慮で設計される

本プロジェクトは、ロンドン本拠で活動する設計事務所 Rogers Stirk Harbour + Partners(RSHP)による統括で進められたものてす。搭乗ロビーの家具は Sellex 社への委託が決まり、待合スペースのベンチには世界的にも有名な AERO ベンチが選ばれました。AERO ベンチのデザインは、セルジュ・フェラーリの Stamskin Top (スタムスキントップ)と Stamskin Zen (スタムスキンゼン)を使ったクッションを備えた仕様として決まり、Sellex 社によって製造されました。

ジュネーブ空港の東ウィング全体に、このデザイン仕様で造られた約 250 台の 4〜8 人掛けのベンチが設置されています。アソシエイトパートナー兼プロジェクトアーキテクトの Douglas Paul によると、RSHP のアーキテクトチームは、既にプロジェクトの初期段階には、東ウィングに求める方向性には AERO ベンチが良いと考えていました。このベンチは『突き出した構造的な表現に良く馴染んで"座って"いて、最終的な仕上がりには満足しています。』と Douglas Paul は語っています。

Stamskin Top & Stamskin Zen: AERO ベンチに提供する耐久性と快適性 

セルジュ・フェラーリの Stamskin Top と Stamskin Zen が、マテリアルとして選ばれるまでには、いくつかの検討、評価基準がありました。
・人が絶えず行き交う高トラフィックな環境に最適で、レザーのような感触と外観がユーザーの快適性を提供すること。
・ユーザーにとって安心・安全であること。
フタル酸エステルを含まず、清掃が簡単であるだけでなく、防火基準を満たし、公共建築物に必要な主要な認証に準拠しています。
・美しさ、審美性。さらに色数も多く、幅広いカラーパレットによって様々なタイプの環境に溶け込める。
本プロジェクトでは、広大なスペースで乗客をナビゲートできるように、各待合スペースに配色がされ、ベンチの張地にも、赤、青、緑、黄、オレンジ、グレー、紫のカラーコードが使われ、建物内の各ゾーンを明確に定義しています。
・耐久性。これが、マテリアル選択における最後の重要基準でした。Stamskin Top と Stamskin Zen は、メンテナンスがほとんど必要なく、経年変化に強く、空港ホールの終わることのない乗客の流れに耐えていくのに十分な堅牢性を備えています。

注目を集めるこのプロジェクトに「快適さ」「安全性」「彩」「美しさ」を提供できた事は、Sellex 社とセルジュ・フェラーリ グループにとって誇らしい実績となりました。

Geneva Airport with Stamskin by Serge Ferrari

『航空業界での制限、既存建物との近さが、私たちを限界へと追い込みました。』と Stirk 氏は説明します。幸いなことに、建築家とエンジニアの間に生まれた強いチームの力で、課題を解決することができました。それがイノベーションの全てであり、『問題の解決策を見つけること、建築家としてビジョンを実現するために創り出した事』です。

Aeropuerto de Ginebra con Stamskin de Serge Ferrari
Aeropuerto de Ginebra con Stamskin de Serge Ferrari
Aeropuerto de Ginebra con Stamskin de Serge Ferrari
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