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Fermob and Serge Ferrari co creating together

Fermob にオリジナル ファブリックを開発・提供!

batyline
Batyline
Elios
Upholstery
France
They work on this project
Client : Fermob
Textile Designer: Lucile Le Priellec
Photo Credit: Aurélie Lecuyer
Fermob (フェルモブ) の「Cadiz」は、デザイナー Antoine Lesur による新コレクション。このコレクションには、テキスタイルデザイナーとして Lucile Le Priellec が参加し、氏によるオリジナル デザイン Batyline 製品「Batyline Stereo」が採用されています。

22 年前に Fermob が席巻したスタイル「アルミニウムとアウトドア用機能性ファブリックの組み合わせ」が時を経て戻ってきました。快適さと強度を同時に期待できるこの組み合わせは、Antoine Lesur氏によって設計された新しい Cadiz コレクションにモダンな外観を与えています。Cadiz コレクションの椅子は、屋内・屋外での生活を考えたデザインとなっており、軽量で簡単に持ち運びができ、スタックして保管できるという、伝統的なガーデンファニチャーの作法を超えたものになっています。
『アルミニウム構造のデザインを洗練し、背もたれに折れたラインを追加して高くして、脚を視覚的に長くすることで、優雅さを出したかったのです。スリング シートと背もたれをしっかりとホールドしているように見えるダイナミックなラインを探していました。』と Antoine Lesur 氏は説明しています。

このデザインプロセスの中で Fermob からは、このイノベーティブなデザインにユニークなファブリックを組み合わせたいという強い希望が出ました。セルジュ・フェラーリは、テキスタイル デザイナー Lucile Le Priellec 氏とのコラボレーションを提案しました。『私の仕事は Batyline のリデザインでした。現代的な要素を取り入れることで、より認識しやすく、時代を超えていくファブリックになっています。』と Lucile Le Priellec 氏は語っています。

Batyline Stereo

Batyline Stereo

検討中のさまざまなデザインから候補を絞るのには、セルジュ・フェラーリのデジタルツールが役に立ちました。しかし、Fermob 専用にデザインされた新製品 Batyline Stereo を実現まで導いたのは、Lucile の織りについての専門知識と彼女自身の織機を使った作業です。織りパターンは、1 本の縦糸と 3 本の横糸で構成されており、非常に洗練された 3Dの グラフィックな外観をもたらしています。シート上でのボリュームのイリュージョン、背もたれとの視覚的な連続性を生み出しています。最終製品の開発には 2 年をかけています。

『私はすぐに自分の織機で自分のアイデアを試し、サンプルを作り始めました。非常に詳細な仕様の制約がある中でイノベーションを見せる必要がありました。その後、長い時間をかけてファブリックの色を調べ、Fermob のカラフルなデザインに合うオプションを見つけました。最後のステップが、すべてを工業プロセスに変換していくことでした。1 週間をセルジュ・フェラーリの工場で過ごし、技術チームのサポートを受けながらテストを監督しました。プロジェクトが実現していくのを見るのはとてもエキサイティングでした!』

Batyline Stereo は Fermob のデザイン ニーズに合うカラーレンジを用意しています。

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